軟器械のブース
SOFT WEAPON BOOTH

鎖を繋いだ「九節鞭」や棒を繋いだ「三節棍」などの柔軟性のある武器を「軟器械と呼びます」


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皮鞭  ■九節鞭  ■七節鞭  ■短梢子棍  ■三節棍  ■縄標  ■流星錘  ■飛爪 
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■皮鞭・ひべん・pibian

細く長い革紐を何本も編みあげた鞭です、遊牧民が牛や羊を扱うために使った鞭か
ら発達した武器でしょう。持ち手は木製で34センチ、鞭の根本には馬のたてがみ
で出来た赤い「纓」が付いています。
鞭は細い革を細かく編み込み油を浸み込ませています、全長は約 3.4mもあり根本
は太く4cmほどそして先にゆくほど細くなり、先端は直径数ミリの革ひもになって
います。

この皮鞭は振って相手を倒すわけですが、鞭を振ることで大きな音が鳴り敵を威嚇
することも可能でしょう。

■九節鞭・くせつべん・jiujiebian(画像1)
■七節鞭・しちせつべん・qijiebian(画像2)
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「九節鞭」は長さ8〜10cmの鉄の棒(太さは約4mm〜15mmと幅広くある)を鉄
のリングでつないだ物です。そして第一節の「鞭頭」は紡錘形の重りで、最後の一
節は手で持つための「鞭把」になっています。

「九節鞭」の仲間には「七節鞭」「十三節鞭」などがあります。「九節鞭」と言う
からには、九つの節がつながっていると思いがちですが「九節鞭」には十節や十一
節の「九節鞭」もあり、長さの調節のためでしょうがいかにも中国的です。「九節
鞭」の長さの目安は、「鞭把」を除いた長さが、顎から爪先までの距離です。

「九節鞭」には「刀」に付ける「刀彩」と同じように「鞭頭」と「鞭把」の部分に
「鞭彩」をつけます、「九節鞭」を振り回まわすと鳴る「バリバリッ」という音の
正体です。「九節鞭」は腰に巻いたり懐に入れたりして、携帯に便利な器械で携帯
するのにぴったりの器械です。

また九節鞭を剣の後方(剣首)に付けた「
剣鞭という器械があります。

■短梢子棍・たんしょうしこん・duansaozigun


梢子棍は短器械と同時に軟器械にも属する打撃器械です。短い棍を鎖でつないだも
ので、双節棍(ヌンチャク)によく似ていますが、双節棍が同じ長さの棍であるこ
とに対して、梢子棍は長さの違う棍を繋いでいることです。長めの棍を持ち振るこ
とで尖端の棍が手に当たらないことも特徴と言えます。米などの穀物資源が豊かな
福建から発祥した器械で、元々は米など穀物を脱穀する「殻竿」から発達した物と
考えられています。短梢子棍の表演は両手に同じ物を持つ双器械が一般的です。
また梢子棍には棍の長さが長い「
長梢子棍」もあります。長棍が約100cm、短い
棍が40cmほどのものです。

■三節棍・さんせつこん・sanjiegun

三節棍は50〜60cmの白蝋(棍と同じ素材)の棒を三本、金具が付いた鎖でつない
だものです。三節棍は「前段」「中段」「後段」とに分けられますが、「前段」と
「後段」の区別は有りません。「三節棍」の仲間の「多節棍」にはたくさんの仲間
があります。「
長梢子棍「短梢子棍」「双節棍」「四節鎲」などです。

「双節棍」はブルースリーで有名な「ヌンチャク」のことです、「二節棍」「両節
棍」と言う呼び方もあり、同サイズの二本の棒を、鉄の鎖や革ひもでつないだもの
です。長さは、20センチほどの物から、60センチ以上の物まであります。

■縄镖・じょうひょう・shengbiao

「縄镖」は元来「镖」に「縄・なわ」を付けたものです、「镖」は日本風に言えば
「手裏剣」の事です。小型の「剣・ナイフ」を投げて敵を攻撃するもので「暗器」
に属します。「镖」は一度投げてしまえばそれきりで、十回攻撃をしようとすれば
当然十個の「镖」を持っていなければなりません。そこで「镖」にロープを付けて
おけば、何度でも回収して使えるわけです。

そして「縄」をつけたおかげで、攻撃方法にもいろいろとバリエーションが出てき
ました、「縄镖」の表演を見ればよく分かりますが「縄標」の攻撃パターンは変幻
自在と言うほどとても変化に富んでいます。「縄镖」をくるくると体の回りに巻き
つけたかと思うと、突然「镖」が足の方から、また背中側から、飛び出してきます。
「縄」の長さは左手に「縄」の端を持ち、両手を広げ右手から地面に尖端の「镖」
が付く長さです。

■流星錘・りゅうせいすい・liuxingchui

「流星錘」はロープの先に「錘」という丸い重りを付けたものです。「流星錘」の
使い方は「縄镖」とほぼ同じです、「縄」の両側に同じ大きさの「錘」を取り付け
た「流星錘」や大小の「錘」を取り付けた「子母錘」などがあります。

■飛爪・ひそう・feizhao

「飛爪」はロープの先に金属製の「爪」をつないでいます。「爪」は手のひらの指
を曲げたような形で指先は鋭くとがっています。使い方としては敵に投げつけ衣服
に引っかけたり、木に登るときや山に登るときに使う事もあったようです。


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Renewal 2011.5.10