手法とは手や腕で行う攻撃と防御の方法のことです。
拳でおこなう技術を「拳法」掌でおこなう技術を「掌法」肘では「肘法」と呼んでいます。
掌法も沢山の種類がありますが、ここでは代表的な推掌・穿掌・挑掌を解説します。
掌をまっすぐ直線的に打ちだす(押し出す)掌法です。
「推掌」の練習法(右推掌)
<注意点>
掌の指先で突く掌法です。
「穿掌」の練習法(右穿掌)
<注意点>
掌の指先で跳ね上げる掌法です。
「挑掌」の練習法(右跳掌)
<注意点>
長拳では主に、9月の講座で説明した「手型」の「拳・掌・勾」を使い手法を行います。
今月はこの中から「掌法」を解説していきます。
■掌法 zhang fa
推掌・挑掌・穿掌・挿掌・架掌・抹掌・切掌・劈掌・亮掌
「推掌」tui zhang
手のひらで押すのではなく、掌の小指側で打つことが必要です。
拳法の「冲拳」とほぼ同じ練習方法です。
1.両足を肩幅に開き背筋を伸ばし胸を張って立つ。
2.抱掌の状態から、脇を締めて掌心を上に向けたまま前に出す。
3.肘が腰を越えたあたりから徐々に親指を内側に回転させる。
4.同時に左掌を外回しに回転させて肘を下にして曲げていく。
5.左肘が腰につくと脇を締めて掌を腰まで引く。
6.右掌はつづいて前方に小指側で打ち出す。
7.始めはゆっくりと掌を打ち出し正しい形を身につける。
8.正しい形がある程度分かると素早く力を入れて練習する。
9.左右交互に掌を打つ練習をする。
・掌を打ち出すときには必ず肘で脇を擦るようにおこなう。
・掌を回すのは肘が腰を通過してから回転させる。
・打ったときの掌の高さは肩から口のあたりになる。
「穿掌」chuan zhang
「穿掌」は身体の一部に添わして掌を突き出すことが特徴です。
1.左の掌を前方、肩の高さで押さえるように伸ばす。
2.掌背をこすり合わせるようにして、右掌を突き出す。
3.突き出す掌は掌心を上に向け、指先をしっかりと伸ばす。
・指先が開いたり曲がったりしない。
・掌背は離さずに腕につけて引く。
・穿掌をするときには肩を上げないように注意する。
「挑掌」tiao zhang
「穿掌」は力が指先に入ります。
1.左の掌を前方、肩の高さで押さえるように伸ばす。
2.掌背をこすり合わせるようにして、右掌を突き出す。
3.突き出す掌は掌心を上に向け、指先をしっかりと伸ばす。
・指先が開いたり曲がったりしない。
・掌背は離さずに腕につけて引く。
・穿掌をするときには肩を上げないように注意する。
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