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11月の講座 基本功「手法・掌法」 vol.8   
「手法・掌法」shou fa

手法とは手や腕で行う攻撃と防御の方法のことです。
長拳では主に、9月の講座で説明した「手型」の「拳・掌・勾」を使い手法を行います。

拳でおこなう技術を「拳法」掌でおこなう技術を「掌法」肘では「肘法」と呼んでいます。
今月はこの中から「掌法」を解説していきます。


■掌法 zhang fa
推掌・挑掌・穿掌・挿掌・架掌・抹掌・切掌・劈掌・亮掌

掌法も沢山の種類がありますが、ここでは代表的な推掌・穿掌・挑掌を解説します。


「推掌」tui zhang

掌をまっすぐ直線的に打ちだす(押し出す)掌法です。
手のひらで押すのではなく、掌の小指側で打つことが必要です。
拳法の「冲拳」とほぼ同じ練習方法です。

「推掌」の練習法(右推掌)
1.両足を肩幅に開き背筋を伸ばし胸を張って立つ。
2.抱掌の状態から、脇を締めて掌心を上に向けたまま前に出す。
3.肘が腰を越えたあたりから徐々に親指を内側に回転させる。
4.同時に左掌を外回しに回転させて肘を下にして曲げていく。
5.左肘が腰につくと脇を締めて掌を腰まで引く。
6.右掌はつづいて前方に小指側で打ち出す。
7.始めはゆっくりと掌を打ち出し正しい形を身につける。
8.正しい形がある程度分かると素早く力を入れて練習する。
9.左右交互に掌を打つ練習をする。

<注意点>
・掌を打ち出すときには必ず肘で脇を擦るようにおこなう。
・掌を回すのは肘が腰を通過してから回転させる。
・打ったときの掌の高さは肩から口のあたりになる。


「穿掌」chuan zhang

掌の指先で突く掌法です。
「穿掌」は身体の一部に添わして掌を突き出すことが特徴です。

「穿掌」の練習法(右穿掌)
1.左の掌を前方、肩の高さで押さえるように伸ばす。
2.掌背をこすり合わせるようにして、右掌を突き出す。
3.突き出す掌は掌心を上に向け、指先をしっかりと伸ばす。

<注意点>
・指先が開いたり曲がったりしない。
・掌背は離さずに腕につけて引く。
・穿掌をするときには肩を上げないように注意する。



「挑掌」tiao zhang

掌の指先で跳ね上げる掌法です。
「穿掌」は力が指先に入ります。

「挑掌」の練習法(右跳掌)
1.左の掌を前方、肩の高さで押さえるように伸ばす。
2.掌背をこすり合わせるようにして、右掌を突き出す。
3.突き出す掌は掌心を上に向け、指先をしっかりと伸ばす。

<注意点>
・指先が開いたり曲がったりしない。
・掌背は離さずに腕につけて引く。
・穿掌をするときには肩を上げないように注意する。



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