飛虎の南拳案内 NANQUAN



南拳は長拳、太極拳とともに中国では競技の中心となっている種目です。 ただし日本での競技者人口は少なく、今後の普及が待たれる武術です。
名前の通り中国南方の広東、広西、湖南、湖北、淅江、四川、福建などの地方で 盛んであった武術の総称ですが、一口に南拳と言っても、洪家、仏家、劉家、蔡家、李家、莫家、 五祖拳、鶴拳、咏春拳、屠龍拳、魚門拳など数多くの種類があります。また 南拳が日本の琉球に伝わり空手として独自に発展していったという歴史的な背景 もあります。南拳自体は剛の中に柔があり、いわゆる「外家拳」よりは「内家拳」 に近いとも言われています。

また、ここでは南拳以外の武術も紹介します。


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南拳(なんけん)
八極拳(はっきょくけん)
八卦掌(はっけしょう)
形意拳(けいいけん)
翻子拳(ほんしけん)
通臂拳(つうひけん)

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「南拳・なんけん」
中国のことわざの一つに「南船北馬」があります、草原が広がる中国北方の交通移動手段は馬で移動して。河川の多い南方の地方は船の移動が多かったという意味です。

武術の特徴も北と南で大きく違い、北では比較的移動が大きく跳躍動作や足技が豊富で、それとは逆に南の武術である南拳は移動距離が少なく足を踏ん張った姿勢から短い拳を打ち出すことが特徴で「南拳北腿・なんけんほくたい」と言われています。

南拳は、虎や鶴などの象形動作も含まれ見ていて迫力の中にも見ていておもしろい動作が含まれています。
日本ではまだ競技人口は少ないのですが、世界的に見れば太極拳や長拳以上に盛んに行われています。

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「八極拳・はっきょくけん」
中国では比較的マイナーな武術なのに、日本では大人気の八極拳です。
見た目にも強そうで、わかりやすく迫力のある套路が人気の秘密かもしれません
漫画「拳児」の影響も大きいのでしょうか…………拳児の影響と言えば 武術のことを中国拳法と呼ばれる方がいますが、中国では「武術」「拳術」 と呼ぶのが一般的で「拳法」とはあまり呼ばないようです。

八極拳は別名「開拳」「開門拳」とも呼ばれています、清代のはじめにある 一人の僧侶により滄州の呉鐘に八極拳が伝わったという事です、その僧侶が どういう経路で「八極拳」を学んだかは不明です。 震脚・短打が特徴で接近戦が得意な武術です。八極拳の有名な器械には槍が あります。

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「八卦掌・はっけしょう」
武術の中で最高の拳理(拳術の理論)を持っているとされるのが「八卦掌」です。
円を描き丸く歩くことが特徴で、手も名前通り「拳」ではなく「掌」を使います。

また「八卦掌」は身法が自在で変化に富み 「天を泳ぐ龍のように」と言われています。
また「八卦掌」は董海川が伝えたとされ、名前も占術の「八卦」に由来していると聞きます。

八卦掌の器械套路には「八卦剣」「子母鴛鴦鉞」 そして長さが140cmもある「八卦大刀・龍形刀」が有名です。

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「形意拳・けいいけん」
「形意拳」は別名「心意拳」「心意六合拳」とよばれ、見た目は地味で素朴な武術です。
しかし日本での形意拳愛好者の数は多く、全日本大会でもたくさんの方が「形意拳」で出場さ れています。

「形意拳」は象形動作を多く含み「龍・虎・猿・蛇・鷹」などの動物の形を取り入れ、
そして、その意を練ることで「形意拳」と呼ばれています。
「形意拳」の器械には「刀・剣・槍・棍」などがあります。


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「翻子拳・ほんしけん」
翻子拳は「双拳の密なること雨の如し、脆快なること一掛鞭の如し」と表現されるように左右の拳を雨霰
のように連続して打ち出し、まるで爆竹がつぎつぎと炸裂するように非常に素早い武術です。翻子拳は拳
を打つ事が主体であるため、戳脚などの足技主体の武術と合わせて練習します。

右の画像をクリックすると「翻子拳」のムービーが見られます。
DVD vol.8「03.全中国大会(四)伝統拳術」に収録しています。
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「通臂拳・つうひけん」
通臂拳は通背拳とも呼ばれ腕を遠くに伸ばして打つ「劈」と呼ばれる上から斬り下ろす攻撃や「掛」と
呼ばれる下から振り上げる攻撃が特徴的です。
また打つときに腕や身体に手があたるためパチパチという音が鳴ることも特徴でしょう。

通臂拳はとても古くから有る武術で翻子拳や螳螂拳は通臂拳の影響を受けていると言われています。
右の画像をクリックすると「通臂拳」のムービーが見られます。
DVD vol.8「03.全中国大会(四)伝統拳術」に収録しています。

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