また、太極拳は理想的な有酸素運動でもあります。
太極拳は緩やかに動き、見た目には簡単に見えてしまいますが「太極拳は十年で門に入る」
と言われるほど非常に奥深く修得にとても難しい武術といえます。
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■簡化太極拳(かんかたいきょくけん)
■陳式太極拳(ちんしきたいきょくけん)
■楊式太極拳(ようしきたいきょくけん)
■呉式太極拳(ごしきたいきょくけん)
■孫式太極拳(そんしきたいきょくけん)
■総合太極拳(そうごうたいきょくけん)
■太極推手(たいきょくすいしゅ)
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簡化太極拳は太極拳をはじめる人のほとんどの人が一番最初に出会う太極拳と言えるでしょう。
この私(天鴻・てぃえんほん)も例外ではありません、ただ私の場合簡化太極拳を少しやったあと長拳を長年行いその後太極拳に戻ってきたという経緯があります。
簡化太極拳は一般的には健康太極拳とも呼ばれるように、武術的な面より健康維持のために行う人が多いようです。
一般に中国武術には三つの側面が有ると言われています、一つ目は「実用」つまり武術本来の目的である戦うための方法として武術を修行すること。
二つ目は「看」これは中国武術の特徴として表演武術があり、人に武術を見せるいわば芸術的な面が発達してきました。これは中国でも一番メジャーな武術として全国大会なども催されて定着しています。
三つ目は「健康」の面、中国の朝の公園での太極拳は日本でも有名ですね。
「陳式太極拳」は河南省温県陳家溝に伝わる武術で、太極拳の源流とされ、太極拳は「陳式太極拳」から始まったと言われてています。
特徴として姿勢が低く「発勁」動作が数多くあり豪快な武術と言えます。
「発勁」とは柔らかな動きから瞬間的・爆発的に強い力を出す技術で、中国武術の特徴的な力の出し方と言えます。画像は陳式太極拳といえば第一番に名前が挙がるほどの名選手だった「丁傑老師」です。
現在、名古屋で陳式太極拳は勿論、子どもたちに長拳を指導するなど活躍されています。
「楊式太極拳」は「簡化太極拳」の元になった太極拳として有名で、一般的な太極拳のイメージに一番近いと思われます。
河北省永年人の楊露禅が陳式のふるさと陳家溝で「陳式太極拳」を学んだあと、自ら「楊式太極拳」編み出したもので、人によると「楊式太極拳」が出来たあと「陳式太極拳」も「太極拳」を名乗るようになったという説もあります。写真は楊式太極拳の伝説的な名人傳鐘文老師です。
河北省大興人の呉鑑泉が「楊式太極拳」を学んだあと「呉式太極拳」を完成させました。
一般的な太極拳の特徴として姿勢がまっすぐで、上体が傾かないと言うものがありますが「呉式太極拳」の特徴は拳を打ち出したときなどに上体を傾け押し出していくような姿勢になることが挙げられます。
また、足運びの精密さは他の太極拳には見られない緻密な動きで、「呉式太極拳」の重要なポイントでしょう。
河北省完県人の孫祿堂が北京で「陳式太極拳」から発展した「武式太極拳」を学んだあと、すでに学んでいた「形意拳」と「八卦掌」を合体させて「孫式太極拳」を完成させました。
動作は円滑スムーズで、前進する時には跟歩をして、後退する時には撤歩します、また開合の動作を多く含み、 "開合活歩太極拳" とも呼ばれています。
「総合太極拳」は1990年北京で行われた「アジアオリンピック」で正式種目になった「武術」の一種目として、1989年に中国武術協会・中国武術研究院が制定した比較的新しい套路です。
総合という名前の通り、「楊式太極拳」をベースに「陳式太極拳」「孫式太極拳」「呉式太極拳」の四種類を組み合わせた太極拳です。
競技用太極拳として大勢の人が練習しています。
太極推手は太極拳の練習に欠かすことが出来ない2人で行う訓練法の一つです。
また、中国では太極推手の競技会も開かれています。
代表的なものには「平円輪推手」「立円輪推手」「八字輪推手」「四正推手」などがあります。
推手で大事なことは相手の力の方向や強さを腕の一部で感じとる「聴勁」を理解することで、力まかせの押し合いのような推手では理解し辛いでしょう。
「中国武術・映像館」では詳しく太極推手の解説を行っていますので、あわせてご覧下さい(画像をクリックすると映像館に飛びます)。