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02年2月の講座 「南拳の腿法」 vol.23   
「南拳の腿法」tui fa

「南拳・北腿」と言われるように南拳には長拳にはない、たくさんの手法があります。
その逆に「腿法」は長拳などにくらべ少ないと言えます。

ただ南拳にも特徴的な「腿法」はいくつか有ります。

■ 横釘腿 ホウティントゥイ
■ 踹腿  チュアイトゥイ
■ 踩腿  ツァイトゥイ
■ 蹬腿  ドントゥイ


「横釘腿」ホウティントゥイ

「横釘腿」は膝を曲げた後その膝を伸ばし小腿部を蹴りだす「屈伸性」
の腿法に分類されます。
蹴る部分はつま先付近ですが、実際は足の指の付け根あたりです。

「屈伸性」の腿法は大腿部の動きが小腿部を導くようにおこなうため、
いわば振り子の原理が働くため膝を伸ばし蹴るだけの動作より、より
大きな力が発生します。

また「横釘腿」は下から上の蹴りではなく、いったん引き上げた足先を
横から水平に、脇腹付近や側顔面に蹴り込む蹴り方です。

横から蹴るため、腰を中心に上体を大きく逆に捻りバランスをとるとと
もに蹴る力もじゅうぶんに出します。



「踹腿」チュアイトゥイ

「踹腿」は立った姿勢のものが南拳でも一般的ですが、南拳には「踹腿」
は体を伏せた状態から蹴りだすものが有ります。

蹴る足の膝を曲げて引きつけ、そのあと膝を伸ばし踏みつけるようにし
て足の裏(かかと)で蹴ります。

相手の膝の部分を蹴るものですが、逆の足で相手の足を引っかけて相手
を倒す方法も可能となります。

この腿法は地功拳や猴拳などでもたくさん使われる技です。











「踩腿」ツァイトゥイ

「踩腿」も「屈伸性」の腿法に分類されます。

「踩腿」は右足で立ち、左足の膝曲げて引き上げ、その後膝を伸ばして
足の裏(踵)を前に蹴りだします。

両手は鷹爪で前方から蹴りに合わせて左腰に引きつける、左手は後方で
手心は内向き、右手は前方で手心は外に向く、視線は足の先に向ける。
力点はつま先に達して、膝の高さで蹴ります。








「蹬腿」ドントゥイ

基本的には「蹬腿」は長拳の「蹬腿」と同じです。
ただし南拳の「蹬腿」は画像のように高く蹴るものが多いようです。

膝を曲げて上方(腰より高く)に引き上げ、その後膝を伸ばしかかと
(足の裏)で蹴り出す。
力点(力が加わる部分)はかかとに達する、蹴り出した足の高さは腰
から胸の高さでけります。
腰は足を蹴り出したときもまっすぐに保つように気を付ける。







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