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01年10月の講座 「南拳の手法2・掌法」 vol.19   
「南拳の手法2・掌法」shou fa 2・shou fa

「南拳・北腿」と言われるように南拳には長拳にはない、たくさんの手法があります。
「手法」の主なものには、拳法・掌法・肘法・爪法・指法・橋法などが上げられます。

■ 拳法  拳を使った手法
■ 掌法  掌を使った手法
■ 肘法  肘を使った手法
■ 爪法  手型で紹介した「虎爪」などを使う手法
■ 指法  手型で紹介した「単指手」などを使う手法
■ 橋法  南拳独特の腕の「前腕」を使う手法

今月はこの中から掌法について解説しいたします。


■掌法 shou fa 

南拳における掌法は「推掌」「挑掌」「切掌」など長拳の「掌法」と共通するものが沢山あります。
その中で南拳独特の掌法といえば「胡蝶掌」「標掌」「勒掌」などです。


「胡蝶掌」こちょうしょう

「胡蝶」とはチョウチョの意味で、「胡蝶掌」はチョウチョの形をした掌の意味になります、別名「双蝶掌」と呼びます。
画像では少し離れていますが両掌が羽を開いた蝶の形に見えます。

空手にもある手型です、少し古い話ですがアニメ「ドラゴンボール」の「カメハメ波」ですね。
歩型と同時に行う場合は腰の回転、足の踏切を協調させることが特に重要と言えます、力点は両掌根に達します。両掌の幅は20〜30センチが適当です。

実際の套路では画像のように麒麟歩に合わせて胡蝶掌を打つ場合が多いようです。


「標掌」ひょうしょう

「標掌」の「標」は指し示す意味です。

画像では右腕で標掌をしています。
手首を真っ直ぐ伸ばし、腕を短く前に向けて突き出す。
掌の指先に力が達するように打ち出します。





「勒掌」ろくしょう

「勒掌」の「勒」は馬の手綱を引く意味です。

画像では右腕で勒掌をしています。
腕を外旋または内旋して身体に向けて引く、力点は掌の小指側に達します。






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