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07年1月の講座 基本功「圧腿以前の柔軟1」
武器博基礎講座は、2005年8月「太極拳基礎の基礎12・勁力・眼法・呼吸」以来の再開です。
以前の講座は月一回でしたが、今回の講座は不定期での開講となります。
講座再開の第一回目は、武器博の別コーナーの「武術Q&A」でも質問が多い「柔軟」の悩みを詳しく解説します。
「柔軟の重要性」
どんなスポーツでも身体の柔軟性は必要ですが、特に武術は高度な柔軟性が必要で、練習の中でも柔軟性を増す基本功(圧腿など)が沢
山あります。ただ、その武術基本功を行うためにも有る程度の柔軟性は必要で、その最低限必要な柔軟性も無い人にとって、基本功を行
う以前に柔軟体操で身体を柔らかくする必要が有ります。
また、基本功の圧腿が問題なく出来る人の中でも、武術動作の中で何度やっても出来ない動作や苦手な動作が、実は技術の問題ではなく
身体の柔軟性が足りないため出来ない事が良く有ります。
「圧腿以前の柔軟」
身体の柔軟性は個人差があり、元々身体の柔らかい人と硬い人ではスタートの時点でハンデが有ります。ただし、元々柔らかい人でも武
術の柔軟性を得るには苦労します、逆に硬い人でも努力次第で柔軟性は充分増していきます。
柔軟を行うにはいくつかの大事なポイントが有り、それを守れば必ず効果が上がります。
一般的な脚部の柔軟体操(ストレッチ)には伸脚、開脚、前屈などがあります。
【柔軟に対する一般的な注意点】
1.姿勢を正しく、腰を伸ばす、膝を伸ばす、背筋を伸ばす。
2.負荷を掛ける時は強すぎず、弱すぎず気長に掛ける。
3.伸ばす部分が複数にならず、一部分を集中的に行う。
4.動きは出来るだけ単純に行う。
5.楽な体勢で、かつ厳しい姿勢で行う。
6.週に2度以上、15分以上時間を掛け、短くとも2ヶ月は継続的に行う。
「片脚伸脚」
準備体操でも良く行われる片脚づつ交互に行う伸脚です。
これは脚部のストレッチにとても効果のあるストレッチで左右交互に行う。(図1)
伸ばす部分は大腿部裏側(赤線)脚の付け根部分です。
【注意点】
1.脚の幅は出来るだけ広く取る。
2.曲げた膝は出来るだけ外に向ける。
3.伸ばした脚の爪先は上に向ける。
4.腰を出来るだけ真っ直ぐにして伸ばす。
5.伸ばした脚の付け根を下に向けて押し下げるように力を入れる。
6.上体は両脚の中間部に位置する。
7.最初は軽く、徐々に強く下げる、片脚100回〜数百回程度。
8.曲げた脚の裏は全面着地させる。

「開脚して伸脚」
脚を大きく開き座る、膝を充分に伸ばす、この時重要なことは足の開く角度では
なく腰を伸ばすことです。(図2・3)
この時、腰が曲がったり背中が丸くなってはいけない、(図4・5)もし曲がる場
合、足の開く角度を小さくしてから、腰を真っ直ぐに直して行うことが重要です。
【第一段階】
1.両手で膝を押して伸ばす。(図2・3)
2.右手で左脚にタッチする、届かなければ左足首、または左膝に手で触れる。
これを左右交互に繰り返し大腿部の付け根(磯鶏部)を片側づつ伸ばす。
左右数十回でよい。(図6)
【注意点】

1.膝、背筋、特に腰を真っ直ぐ伸ばす。
2.伸ばす部分が複数にならず、一部分を集中的に行う。
3.爪先を倒さず、上に向ける。
4.大腿部の付け根を充分に伸ばしていく。
5.最初はゆっくり、出来るようになれば素早くおこなう。
6.腰や背中が曲がらないように注意する。
7.腰が前に入るように(ベルトライン部を反らす)伸ばす。
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