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07年3月の講座 基本功「圧腿+αの柔軟」
講座再開の第三回目は、引き続き「柔軟」です。
一回目と二回目は自分一人で行う柔軟を紹介しましたが、今回は補助者により行う少し高度なストレッチです。
「搬腿・補助者によるストレッチ」
「武術大辞典」より
腿功練法の一つで、自分で行う場合「朝天蹬」と呼びます、補助者が脚の踵を持ち上げ次第に力を加えて上に持ち上げる。この種
の練習は腿部の柔軟性を徐々に高くしていくことが出来ます、加えて股関節の側面への活動範囲を大きくしていくことが出来ます、
搬腿には「踢腿」または「控腿」「平衡動作」の為の補助練習に有効です。
搬腿には「正搬」「側搬」「后搬」などの種類有ります。
搬腿を行う場合には、補助される者は正しい姿勢を保つように心掛け、補助者は無理をせず補助される者の力量を把握して行う事
が必要です、無理をすると怪我のおそれが有るので注意しましょう。
「側搬腿」
1.搬腿を行う者(以下A)は壁に身体の側面を付け、壁側の腕を垂直に上げる。
2.壁と反対側の足を肩の後ろに向けてあげ、補助者(以下B)はその足を支えて上方に持ち上げる。
3.Bは最初は軽く負荷を掛けて徐々に高く挙げていく。
4.Aは姿勢を崩さず足を下に向けてさげるように力を入れる。
(Bが挙げる力に対抗する力を出すと伸展反射が起こりにくくなる)
【注意点】
1.Aは身体の側面、特に腰を壁に付けるように立つ、あしも出来るだけ壁際に置く。
2.足が上がり始めたら、腰の位置が左右水平になるように心掛ける。
3.膝は軸足も上げる脚もしっかり伸ばす。
4.爪先が頭を越えないようにする、爪先は側頭部または側頭部の高さの壁に付けに行く。
5.Bは膝が曲がったり姿勢が崩れた場合、足を少し降ろし、姿勢を正した後に足を挙げる
6.BはAの状況を把握して決して無理をしないように注意する。
「正搬腿」
1.Aは壁に背中を付け、腕を横に伸ばす。
2.片足を前に向けてあげ、Bはその足を支えて上方に持ち上げる。
3.Bは最初は軽く負荷を掛けて徐々に高く挙げていく。
4.Aは姿勢を崩さず足を下に向けてさげるように力を入れる。
(Bが挙げる力に対抗する力を出すと伸展反射が起こりにくくなる)
【注意点】
1.Aは身体のうしろを壁に付けて立つ。
2.足が上がり始めたら、お尻が壁から離れないようにする。
3.膝は軸足も上げる脚もしっかり伸ばす、補助者が膝を押さえるのも良い。
4.爪先が頭を越えないようにする、爪先は額に付けに行く。
5.Bは膝が曲がったり姿勢が崩れた場合、足を少し降ろし、姿勢を正した後に足を挙げる
6.BはAの状況を把握して決して無理をしないように注意する。
「后搬腿」
1.Aは適当な台手を突き、上体を起こす。
2.片脚を後に挙げBはその足を支えて上方に持ち上げる。
3.Bは膝が曲がらないように、膝上(大腿部)を持ち、腰を押さえて腰の水平を保つ。
4.Aは姿勢を崩さず足を下に向けてさげるように力を入れる。
(Bが挙げる力に対抗する力を出すと伸展反射が起こりにくくなる)
【注意点】
1.Aは腰の水平を出来るだけ保つように注意する。
2.足が上がり始めたら、膝が曲がらないように爪先を伸ばす。
3.膝は軸足の膝が曲がらないように注意する。
4.Bは姿勢が崩れた場合、足を少し降ろし、姿勢を正した後に足を挙げる
5.BはAの状況を把握して決して無理をしないように注意する。
※搬腿は効果の高い練習方法ですが、やり方を間違うととても危険なため、補助に慣れた知識のある人に補助してもらってください。
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