今月からは「短器械」の「剣」についてです、「剣は鳳凰の如し」と言われるように、
剣術は動きが優雅で美しいことが特徴です。
「剣」の種類は「刀」とちがい少なく、形状もさほど変化がないことがあげられます。
それでも「長穂剣」・「蛇剣」・「剣刺」・「双手剣」・「双剣」
・・・などの種類があります。
それでは、まず「剣」の各部分の一般的な名称、基本的な「剣」の技術の解説をしましょう。
また「点剣」はこの剣先で下に向けて打ち付ける技術です。
1.剣指 2.接剣 3.刺剣 4.劈剣 5.点剣 6.崩剣 7.挂剣 8.撩剣 9.抹剣 10.斬剣
刀の場合は一般的な「掌」ですが、剣の場合には「剣指」と言う特別な手の形をします。
手全体は後にピンとのばし後に反らせるようにします。
注意点 剣を右手に持った場合左手を剣指、左に持った場合右手を剣指にします。
剣格を下から持ち腕を下にさげ、刃のない剣背を腕の裏側に固定します。
画像の物はかなり長いものです・・・ただしこれは中国国内のルールで
注意点 接剣の時腕は軽く伸ばすだけで、あまりピンとは伸ばしません。
注意点 刺剣をするときには剣の持ち方を変化させることが重要です(右の画像)。
敵が刀などで剣を受け止めたとき、その刀を支点にして相手の頭上に剣の先を打ち込みます。
【剣尖】
剣の先端部です 剣は主に突くことが目的の武器と言えます。
【剣身】
鋭く尖り突きやすい形状になっています、
剣の刃の部分です、いわゆる刃渡りです。
【剣刃】
剣身の刃の部分です、剣は両刃が特徴です
【剣脊】
剣身の平らな部分(本当は山形になっている)のことで腕などの体につけるのはこの剣背です。
【剣格】
色々な形がありますが、一般的に両側に角が伸びた形、あるいは蝶々の片側の形といえます。
【剣柄】
剣把とも呼びます、剣の柄の部分ですが、刀と違って真っ直ぐな形です。
【剣首】
剣の一番後の部分、いわばグリップエンドの事です。
【剣穂】
金属製のキャップで出来ています。
剣首に付いている房です。
細い糸を寄り合わせて編み込んであり、中に丸い木の玉が入っています。
房の長さによって「短穂」「長穂」などが有ります。
剣の基本的な操法
11.載剣 12.挑剣 13.云剣 14.掃剣 15.抱剣 16.架剣
■1 剣独特の手の形「剣指」けんし ヂェンヂー
剣を持たない反対側の手の指の形です。
人差し指と中指を揃えてのばし、薬指小指を曲げてその指先を親指で押さえます。
■2 基本の立ち方「接剣」せつけん ジェヂェン
基本の立ち方です、刀と同じように適した剣のサイズもこうして計ります。
この姿勢で剣の先が耳の上端よりより短いものはだめです。
日本の大会では長さのルールは特にありません。
■3 真っ直ぐ突き出す「刺剣」しけん ツーヂェン
刃を立てる「立剣」、あるいは刃を平らにする「平剣」で真っ直ぐに剣を突き出す。
力点は剣先に達する、腕と剣は一直線になる。
■4 上から下へ「劈剣」へきけん ピーヂエン
剣を上から下に向けて振り下ろします、剣の刃の前段部に力が達する。
振り下ろしたとき腕と剣が直線になる。
■5 要テクニック!「点剣」てんけん ディエンヂェン
振り下ろし方は「劈剣」と似ていますが、手首を曲げ引き上げ、剣の先端部に力が達します。
注意点 点剣をするとき手首を急激に引き上げる必要があり、剣の持ち方も変えます。
点剣は剣の▲の部分を支点に剣柄を持ち上げ、剣先をシーソーのように打ち付けます。
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