棍はもっとも基本的な武器、少林寺武術も棍から始まったという説もあります。
「棍似旋風」(棍は一陣の風)と言われるように、俊敏で激しい動きが特徴です。
「棍」の種類は多くはありません、一般的な「棍」の形は根もとが太く
先になるほど細くなった物です、その他に両端が細くなった「双頭棍」
なども有ります。
今月は基本的な「棍」の技術の解説をしましょう。
1.双手舞花棍 2.劈棍 3.摔棍 4.倫棍 5.撩棍 6.点棍 7.崩棍 8.戳棍
9.挑棍 10撃棍 11.絞棍 12.雲棍 13.撥棍 14.架棍 15.抱棍 16.挙棍
17.背棍 18.掃棍
右手で虎口を上に棍の把段を握り、後方に腕を伸ばす。■2 「雲棍」うんこん ユングン (図2〜5)
棍は背中から左肩上方に向けて棍梢を伸ばす。■後に伸ばした腕は内旋させ、棍は腕の下側に来る。
右腕を頭の上まで引き上げ、左手で棍の中段を握り、頭の上で一周回す。■3 「撥棍」はつこん ボーグン (図5〜6)■頭の上で棍を回すときには棍を平らにして傾かないようにする。
左手で棍の中段を握り、右腕は左脇の下に引き寄せ、右手を支点にして
左手を使って棍梢を左側に向けて平らに払い打つ。■撥棍をするときには腰の力を使い鋭く打ち出す。
「弓歩背棍→雲撥棍」