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03年9月の講座 「器械基礎の基礎・槍術1」 vol.42   
器械基礎の基礎・槍術です。

槍は古代から伝わる武器で、諺にも「百兵の王」と称されるように、シンプルな形で攻撃力が高く
いろいろな門派にも槍の套路(梨花槍・沙家槍・馬家槍・峨嵋槍 等)が現存しています。

槍の仲間は多く「矛・ぼう」「铍・ひ」「槊・さく」などがあります、また「槍」の形にも現在よ
く見られるシンプルな刃の形のものや「後鎌槍」などのように曲がった刃が付け加えられた 物もあります。

今月は槍の構造、各部名称・基本的な「槍」の技術の解説をしましょう。




槍の各部名称

【槍頭】そうとう チアントウ

槍の先端部で金属製の刃で出来ています。槍杆に木ネジなどで固定されています。
形は菱形の刃にテーパー状のパイプが付き、この部分に槍杆が入ります。またパイプ
の側面には数個の穴が開いており、この空洞部分に小さな鉄球が数個入ります。

【槍纓】そうえい チアンエイ
馬のたてがみなどで作られた房です、赤い色が一般的ですが白や黒い槍纓も有ります。
槍纓の由来には諸説有りますが、槍で刺した時、血が槍杆を伝って流れて来て血で手
が滑ることを防ぐと言う説が有力です。
【槍杆】そうかん チアンガン
槍の木製部分のことで、武術の棍とほぼ同じ物です。
槍の長さの基準は、槍を立て手の指を伸ばし、指先と槍の先がほぼ同じぐらいの高さ
がいいとされています。
【槍把】そうは チアンバー
槍の下の部分(15〜20cm)です。



槍の基本的な操法

 1.扎槍 2.欄槍 3.拿槍 4.劈槍 5.点槍 6.崩槍 7.撥槍 8.架槍 9.拉槍
 10.推槍 11.摔槍 12.抱槍 13.撥棍 14.立舞花槍 15.挑把 16.横撃把 17.蓋把


■1 「扎槍」さつそう チャーチアン
通常槍を持つ場合、右手は後方で槍把の下の部分を握り、左手は槍の中段を握ります。
前の手は軽く握り自由に移動するように、後の手はしっかりと槍把を握ります。(図1)

その後両腕を前に伸ばし槍を突き出す、槍の先端に力が達するようにする。
腕と槍は水平に伸ばすことが重要です。(図2)

右手と左手はずらさず、右手を左手で握り込むようにして腕を伸ばす。(図3)


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