槍は古代から伝わる武器で、諺にも「百兵の王」と称されるように、シンプルな形で攻撃力が高く
いろいろな門派にも槍の套路(梨花槍・沙家槍・馬家槍・峨嵋槍 等)が現存しています。
槍の仲間は多く「矛・ぼう」「铍・ひ」「槊・さく」などがあります、また「槍」の形にも現在よ
く見られるシンプルな刃の形のものや「後鎌槍」などのように曲がった刃が付け加えられた
物もあります。
今月は槍の構造、各部名称・基本的な「槍」の技術の解説をしましょう。
【槍頭】そうとう チアントウ
槍の先端部で金属製の刃で出来ています。槍杆に木ネジなどで固定されています。【槍纓】そうえい チアンエイ
形は菱形の刃にテーパー状のパイプが付き、この部分に槍杆が入ります。またパイプ
の側面には数個の穴が開いており、この空洞部分に小さな鉄球が数個入ります。
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馬のたてがみなどで作られた房です、赤い色が一般的ですが白や黒い槍纓も有ります。【槍杆】そうかん チアンガン
槍纓の由来には諸説有りますが、槍で刺した時、血が槍杆を伝って流れて来て血で手
が滑ることを防ぐと言う説が有力です。
槍の木製部分のことで、武術の棍とほぼ同じ物です。【槍把】そうは チアンバー
槍の長さの基準は、槍を立て手の指を伸ばし、指先と槍の先がほぼ同じぐらいの高さ
がいいとされています。
槍の下の部分(15〜20cm)です。
1.扎槍 2.欄槍 3.拿槍 4.劈槍 5.点槍 6.崩槍 7.撥槍 8.架槍 9.拉槍
10.推槍 11.摔槍 12.抱槍 13.撥棍 14.立舞花槍 15.挑把 16.横撃把 17.蓋把
通常槍を持つ場合、右手は後方で槍把の下の部分を握り、左手は槍の中段を握ります。
前の手は軽く握り自由に移動するように、後の手はしっかりと槍把を握ります。(図1)その後両腕を前に伸ばし槍を突き出す、槍の先端に力が達するようにする。
腕と槍は水平に伸ばすことが重要です。(図2)右手と左手はずらさず、右手を左手で握り込むようにして腕を伸ばす。(図3)