中国武術基礎講座では現在「槍術」の講座の途中ですが、緊急にこの新難度動作を取り上げて研究していきたいと思います。
まだ充分な情報もありませんが、現状で知りうる情報を解説していきます。
選手の得点は従来通り10点満点です、その内訳は「動作規格」5点「演技水準」3点「難度動作」2点という配分です。
ただし現在中国で行われている試合のルールでは「動作規格」5点「演技水準」2点「難度動作」3点という配分です。
動作規格は歩型・手型・歩法・手法などが規格を評価します。
演技水準は表現力や勁力などの評価をします。
難度動作は難度の種類により点数が定められていて、その組み合わせで2点になるように套路を組み立てます、そのそれぞ
れの難度動作が完成したと認定されれば2点満点を与えられ、完成とみなされなければ減点されます。
ただし、このルールは暫定的に発表されているものです、今後変更される場合がありますので注意しなければいけません。
1. 平衡動作
【A】搬腿朝天直立-C 側(足易)抱脚直立-C 仰身平衡-C 前挙腿低勢平衡-T
【B】后挿腿低勢平衡-T 十字平衡-C
【C】后(足易)抱脚直立-C
2. 腿法
【A】直身前掃540°-CN (足登)腿・分脚-T
【B】直身前掃900°-CN
3. 跳躍動作
【A】旋風脚360°-CNT 騰空擺蓮360°-CNT 騰空飛脚-CT 旋子-C
【B】旋風脚540°-CNT 旋子転体360°-C 騰空擺蓮540°-CNT 騰空飛脚向転体180°-T 騰空正(足易)腿-CT
【C】旋風脚720°-CNT 旋子転体720°-C 騰空擺蓮720°-CNT
4. 跌撲滾翻
【A】騰空盤腿360°側撲-N 原地后空翻-N 鯉魚打挺直立-N 騰空双端腿跌撲-N 側空翻-C
【B】側空翻転体360°-C 単跳后空翻-N 騰空側端腿540°-N
5. 連接動作
【A】抛+掃腿或槍背+接-C
今月は平衡動作の「后(足易)抱脚直立」と跳躍動作の「旋風脚720°」を解説します。
【B】抛+旋風脚360°+接-C 抛+騰空擺蓮360°+接-C
十字平衡と違い脚部を手で持って引き上げることを
します、また持久性平衡に属すため静止時間は2秒
間止まらなければいけません。
この動作はC難度で+0.4が与えられます。
またこの平衡動作は長拳(器械)のみに属します。
旋風脚の2回転の動作です。
空中で里合腿で打つ位置は通常の360°旋風脚とさほど違わず約270°の位置で
打っています、その後の回転が約1周と少し(450°)回転しています。
720°のみ数歩の助走が許されています。720°では踏み切りの足の角度と着地の角度が重要です、当然同時着地です。
この動作はC難度で+0.4が与えられます、この跳躍は長拳と南拳に属します。