一つ戻る・11月の講座
一つ進む・1月の講座
中国武術基礎講座メインメニューへ
中国武器博物館・ホームページ・メニューへ
04年12月の講座 「太極拳・基礎の基礎講座4」 vol.57   
太極拳基礎講座の第四回目です、一回目で太極拳の概要、二回目では太極拳に対する身体への要求を解説しました。
先月は「基本四手法」でしたが今月は引き続き手法の「参考四手法・四隅手」を解説します。

「基本四手法」は主に前後に働く手法ですが「参考四手法・四隅手」は斜めや横に力が働く手法になります。




「参考四手法・四隅手」
 (ツアイ) 分けるように
 (リエ) 両腕にあり
 (ジョウ) 接近した戦い
 (カオ) 密着して戦う

■ (ツアイ)白鶴亮翅の左手
「つぁい」は相手の腕や手を押さえ、沈める勁を指します。「つぁい」にはもともと「摘み取る」
という意味があり、相手の関節を攻める「ちんなあ」の技術も含まれています。簡化太極拳の「白
鶴亮翅・バイフゥリャンチ」の左手は「つぁい」の技法が入ります。 また、「じー」が合わせる技
法であるのに対して「つぁい」には分けるという意味があります。

■ (リエ)野馬分宗の前の手
「りえ」には「戻る」「回転する」といった意味があり、逆に向かう一対の力をさす「偶力」を
用いる技法です。「野馬分鬃・イエマフェンヅォン」や「高探馬・ガオタンマー」など
が「りえ」の典型といえます。「りえ」は両腕にありといわれ、相手との距離が大きいとあまり
有効ではありません。

■ (ジョウ)単鞭の左肘
「じょう」は文字通り「肘・ひじ」を使った技法です。「じょう」は「りゅい」への反撃として
使ったり、「りゅい」や「じー」からの変化技、または「かお」をさばく時などにも使います。
また武術全般でも「遠くは『手』を使い、近くは『肘』を使う」といわれるように「肘・ひじ」
は相手との距離が近いときに使います。

■ (カオ)総合太極拳、第四段の馬歩靠
「かお」は肩の周辺部分を使う技法です。「かお」は「つぁい」や「じょう」の攻撃をかわされ
た場合、もう一歩踏み込み相手の身体に密着させた時などに使います。


一つ戻る・11月の講座
一つ進む・1月の講座
中国武術基礎講座メインメニューへ
中国武器博物館・ホームページ・メニューへ